健康保険 / 医療
外国人配偶者の健康保険(国民健康保険/국민건강보험)加入、出産医療費支援、日韓医療制度の比較
健康保険は韓国でも日本でも、居住者であれば必ず加入すべき社会保険です。韓国では外国人配偶者が結婚移民(F-6)ビザで入国すると国民健康保険に加入でき、韓国人配偶者の被扶養者として登録すれば別途保険料なしで医療給付を受けることができます。日本では韓国人配偶者が配偶者ビザで滞在する場合、国民健康保険に加入するか、配偶者が会社員であれば社会保険の被扶養者になることができます。特に出産を控えたご夫婦にとっては、両国の出産医療費支援制度の違いを知ることが重要です。韓国の妊娠・出産診療費バウチャー(国民幸福カード)と日本の出産育児一時金などの制度を併せて活用すれば、医療費の負担を大幅に軽減できます。このページでは両国の健康保険加入条件、保障範囲、出産関連の医療支援制度を比較します。
健康保険加入比較
| 項目 | 韓国 | 日本 |
|---|---|---|
| 制度名 | 国民健康保険 | 国民健康保険 / 社会保険 |
| 外国人加入義務 | 6ヶ月以上滞在時に義務 | 3ヶ月以上滞在時に義務 |
| 保険料 | 所得基準で算定 | 所得 + 世帯人数基準 |
| 自己負担率 | 診療費の30% | 診療費の30% |
| 出産医療費 | 健康保険適用(自然分娩は除外) | 出産育児一時金50万円を別途支給 |
🇰🇷 韓国
国民健康保険
🇯🇵 日本
国民健康保険 / 社会保険
🇰🇷 韓国
6ヶ月以上滞在時に義務
🇯🇵 日本
3ヶ月以上滞在時に義務
🇰🇷 韓国
所得基準で算定
🇯🇵 日本
所得 + 世帯人数基準
🇰🇷 韓国
診療費の30%
🇯🇵 日本
診療費の30%
🇰🇷 韓国
健康保険適用(自然分娩は除外)
🇯🇵 日本
出産育児一時金50万円を別途支給
手続きの流れ
韓国の健康保険加入手続き
- 1外国人登録完了(滞在6ヶ月以上)
- 2国民健康保険公団に自動加入
- 3保険料通知書の受領と納付
日本の健康保険加入手続き
- 1住民登録完了(滞在3ヶ月以上)
- 2市区町村役場で国民健康保険の加入申請
- 3保険証を受領後、病院を利用
💡 韓国と日本の自己負担率はどちらも30%で同じです。出産時、日本では出産育児一時金50万円が別途支給されるため、実質的な負担は少なくなります。
日韓の病院受診 実践ガイド
🇰🇷 韓国の病院利用のコツ
- •外来診療時、健康保険証(または外国人登録証)の持参が必須
- •1次診療所 → 2次病院 → 3次上級総合病院の順で診療依頼書が必要
- •夜間・休日の救急は健康保険適用、非給付項目は別途負担
- •薬局で処方箋なしに購入できる一般医薬品は全額自己負担
🇯🇵 日本の病院利用のコツ
- •病院受診時に保険証(健康保険証)またはマイナンバーカードを持参
- •初診料あり — 初めての受診時に追加負担あり
- •200床以上の病院の初回受診時は選定療養費(特別初診料)が発生
- •夜間・休日は加算料金があり、平日より高くなることがある
💡 韓国は大病院への集中を防ぐため、診療所 → 病院 → 総合病院の順の紹介システムがあります。日本は「かかりつけ医」文化が強く、まず近くの診療所を受診するのが基本です。
出産医療費の詳細比較
🇰🇷 韓国:妊娠・出産診療費バウチャー(国民幸福カード)
- ✓単胎児100万ウォン / 多胎児140万ウォン支給
- ✓妊娠確認日から出産後2年まで使用可能
- •自然分娩費用:健康保険適用後の自己負担 約50〜100万ウォン
- •帝王切開費用:健康保険適用後の自己負担 約100〜200万ウォン
🇯🇵 日本:出産育児一時金
- ✓50万円(双子以上は人数 × 50万円)
- ✓直接支払制度:出産後、病院が保険組合に直接請求
- •実際の出産費用:平均50〜60万円、病院によって大きな差あり
- ✓50万円以内であれば事実上無料で出産できるケースも多い
💡 韓国で出産する場合、妊娠・出産診療費バウチャー以外にも出産支援金(自治体により異なる)が追加支給されます。居住自治体のホームページで出産支援金の項目を必ず確認しましょう。
歯科・眼科の受診比較
🦷 치과
韓国の歯科:虫歯治療・抜歯・スケーリング(年1回)は保険適用。インプラントは65歳以上のみ保険適用
日本の歯科:虫歯治療・抜歯・入れ歯などの基本的治療は保険適用。セラミック・インプラントは自費
👁️ 안과
韓国の眼科:近視・乱視等の屈折異常の視力矯正手術(レーシック等)は自費。眼鏡・コンタクトも自費(ただし小児の弱視治療用眼鏡は保険適用)
日本の眼科:近視矯正手術は自費。小児の弱視・斜視治療は保険適用。処方箋なしの眼鏡・コンタクトは自費
💡 韓国・日本ともに歯科・眼科の自費項目は病院によって価格差が大きいです。複数の病院に相談してから決断するのが賢明です。
お役立ちリンク
詳細ページ
よくある質問
はい、6ヶ月以上滞在する外国人は国民健康保険への加入が義務付けられています。F-6ビザ保持者は韓国人配偶者の被扶養者として登録すれば別途保険料なしで恩恵を受けられます。
関連情報
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